脱炭素社会実現に向け,低炭素舗装技術の開発が加速している.限られた財源で効率的にCO2を削減するためには,費用対効果に優れた材料の選定が重要である.本研究では,材料選択の意思決定支援を目的に,低炭素舗装技術を用いた材料について,CO2を1t削減するのに必要な費用である「CO2削減費用」を算出し,費用対効果を評価した.その結果,再生技術及び再生中温化技術はCO2削減費用が負の値となるため,CO2と費用の両方を削減できると分かった.一方で,CO2削減費用が高くとも削減量が大きな技術もあるため,CO2削減量と削減費用の両方を考慮する必要性が示唆された.さらに,CO2と費用の両方を削減可能な技術とCO2削減量が大きい技術を併用することで,費用を抑えつつ一定のCO2削減効果を得られる可能性を示した.
YAMAHARA et al. (Wed,) studied this question.