54 歳,男性。初診の 7 カ月前に健康診断で白血球増多を指摘され,6 カ月前より体重減少を認めた。初夏となった初診 2 カ月前より褐色尿,1 カ月前より頭部と手指に落屑が出現し,外用療法にて難治のため当科を紹介され受診した。頭頂部と前額部,両手指伸側に痂皮を付すびらんを認め,軽微な刺激で容易に水疱を形成した。貧血と軽度の肝機能障害,尿中ウロポルフィリンの著明な増加を認め,晩発性皮膚ポルフィリン症(porphyria cutanea tarda:PCT)と診断した。PCT の診断と同時期に慢性骨髄性白血病と診断され,血液内科で治療を継続されている。白血病の治療開始後,冬季に皮膚症状は自然軽快した。血液悪性腫瘍を合併した PCT は海外で報告されているが,本邦では本症例が初めてである。
ARAKI et al. (Sun,) studied this question.
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