複断面蛇行流れの構造と流砂量,河床変動は時空間的に変化し,両者の関係は複雑であり,これを説明できる解析法の開発が急務となっている.本研究では,1990年代に行われた平面形が縦断的に変化する複断面水路を用いた定常流移動床実験結果に対して非静水圧準三次元洪水流解析を適用し,縦断的に異なる平面形・横断面形を有する蛇行流れの構造を明らかにしている.特に,複断面的蛇行流れの構造は,遠心力による湾曲二次流と高水敷と低水路間の流れの移流混合による二次流が共存し,これらの共存状態が平面形・横断面形の縦断的な変化に応じて異なることで,縦横断的に複雑な3次元流れ構造となることを示した.そして複雑な複断面蛇行流れの問題の解明には流れと河床変動を一体的に検討していくことが今後の課題であることを述べている.
HIRAYAMA et al. (Thu,) studied this question.