愛知県を流れる二級河川の梅田川と佐奈川では,河道内に植生が繁茂し,河道の流水阻害が発生しており,洪水時に水位が上昇しやすい.本研究は現地観測と数値モデルを組み合わせて,河道内植生が洪水時の水位に及ぼす影響を評価した.また植生の成長を考慮した感度実験を実施した結果,植生の有無により,平均して約0.3mの水位上昇が発生し得ることが明らかとなった.また植生の伐採パターンと伐採時期の検討により,いずれの河川においても,植生による水位上昇影響が大きい区間と小さい区間に分けて管理し,1回目を7月,2回目を8月に伐採することで,大雨が予想される5月から10月までを通して植生高が低い状態を維持できることが明らかとなった.
OSANAI et al. (Thu,) studied this question.