格子ボルツマン法(LBM)は陰的計算を必要としない完全陽的な手法であり,高速に計算できることと高い並列性から,気液二相流や津波解析などへの応用が進んでいる.一方で,気液二相流における有限差分法との計算効率の比較は十分に行われていない.そこで本研究では,2次元ダムブレーク問題を対象に,多緩和時間衝突モデルのLBM(MRT-LBM)とPhase-field法を組み合わせた手法と,有限差分法における3種類の反復解法との計算時間を比較した.その結果,ほぼ同一精度の数値解を得るのに,多重格子法(MG法)が最も高効率であり,MRT-LBMはSOR法やGPBiCG法に対しては十分に高い計算効率を示した.
HASHIMOTO et al. (Thu,) studied this question.