令和6年能登半島地震において水平方向加速度波形にスパイク状の波形が出現するK-NET富来とK-NET穴水の強震記録にみられる水平動と上下動の連成について考察を加えた.この結果,K-NET富来では表層地盤(火山灰質粘性土のダイレイタンシーによる下向き上下動加速度(体積膨張)が発生し,発生した上下動と水平動が強く連成することを示す.K-NET穴水では地下水位より深い飽和高有機質土(ピート)のCyclic Mobility現象を伴う非排水せん断と地下水位より浅い表層地盤の排水せん断による水平動と上下動の連成が重なり,スパイク状の波形が生じたと考えられる.
MORIO et al. (Thu,) studied this question.