【患者】Neurofibromatosis type 1(NF1)の既往のある47歳,女性.【現病歴】右腰背部痛を主訴に前医へ救急搬送となり,NF1に合併した右血胸の診断となった.血管造影では明らかな漏出像がなく塞栓術に至らなかった.止血剤と輸血での保存的加療をされていたが,血胸の増悪のため手術目的に当院へ転院となった.術中所見では第12胸椎右側の胸壁から活動性の出血を認め,組織接着・被覆剤を用いて圧迫止血した.術後血胸の再発はなく,術後11日目に自宅退院となった.【考察】NF1は血管脆弱性から大量血胸をきたし,止血困難で救命できなかった症例も散見される.近年血管内治療の進歩に伴い救命率は向上しているが,血管内治療で止血困難な症例も報告されており,血管内治療と手術の双方が救命率向上のために重要と考える.
Miyata et al. (Sat,) studied this question.