黒毛和種,雄の新生子牛が,右前肢中手骨部に索状膜構造を巻き付けた状態で娩出された.その絞扼物を除去すると,その部位の皮膚がバンド状に凹んでおり,絞扼部より遠位には浮腫がみられた.13病日および14病日にそれぞれ,外蹄先端の脱落および内蹄の異常可動を認めたため,右前肢の手根関節-蹄部に対してx線検査を実施した.その結果,中節骨に形成異常と骨吸収が認められ,末節骨では形成異常のためその大きさが左前肢の末節骨より小さかった.本症例は,羊膜索を原因とする先天性絞扼輪症候群と推察された.
Tokita et al. (Mon,) studied this question.