本研究では,ロックフィルダムの浸透挙動を高精度に把握することを目的として,観測データを用いた機械学習モデルの構築と比較を試みた.Random Forest,Gradient Boosting Decision Tree,Neural Networkの3手法を適用し,各モデルに対してハイパーパラメータの最適化を行った結果,Neural Networkが最も高精度に浸透量を推定し,誤差の小ささと高い再現性が確認された.また,試験湛水期間における推定誤差を分析し,対象ダムでは±171L/minを健全範囲とする評価指標を提案した.本手法は,ダム健全性の定量評価や観測データを活用したモニタリング支援として実務への応用が期待される.
OKABE et al. (Thu,) studied this question.