河道内樹木は洪水時には流体抵抗となり流動構造に大きな影響を与えるため,適切な河道計画・設計・管理の実現には樹木抵抗パラメータの高精度観測・評価法が不可欠である.本研究では,江戸川高水敷の樹林帯を対象に,可搬型LiDARを用いて詳細な樹木形状の三次元分布を把握し,河川樹木抵抗パラメータの実測値の算出を試みた.LiDARと現地観測の胸高直径は良好に一致し,基本的な計測性能が確認された.また,QSM(Quantitative Structural Models)による3Dモデリングに基づいて植生密度パラメータ𝑎𝑤,透過係数𝐾の三次元分布を算出したところ,前者は樹冠部で縦断・横断方向に変化する一方,後者は樹冠部でばらつきが小さくなることが示された.
KAWAGISHI et al. (Thu,) studied this question.