本研究は,流れ込み式水力発電の開発ポテンシャルを合理的かつ包括的に評価するためのフレームワークを構築した.本フレームワークでは,ERA5-Landの流出量を入力としてDynamic wave法による河道追跡を実施し,空間解像度1arcmin(約2km)・時間解像度1hにより河川流量を再現できる.さらに,対象地点の流況と地形条件を所与として開発ポテンシャルが最大となるよう設備諸元を最適化することができる.この評価フレームワークをインドネシアに属する島々の流域面積100km2の地点において適用した.その結果,スマトラ島およびスラウェシ島において,相対的に高い開発ポテンシャルが示された.また,開発ポテンシャルは水量および落差の情報から単純に推定することが難しいことが明らかとなった.
ARAI et al. (Thu,) studied this question.