近年,多様な利用者の安全かつ快適な移動を可能とするため,人を中心とした歩行空間整備に対する需要が高まっている.その一方で,情報技術を活用した客観的かつ効率的な維持管理手法の確立が昨今の課題である.本研究では,地上型レーザースキャナーにより得られた3次元点群データへ,既存のエッジ検出手法として知られるラプラシアンフィルタと,筆者らが提案する局所差分フィルタを適用比較し,路面の管理実態に即した評価手法を確立することを目的とした.その結果,2次微分に基づいたラプラシアンフィルタに比べ,1次微分に基づく局所差分フィルタの高い路面性状評価性能を確認し,管理瑕疵に直結する路面変状を面的に検出可能であることを示した.また,現場検証結果との高い整合性も得られ,客観的検証に基づく再現性を有することを確認した.
SAKAN et al. (Wed,) studied this question.