本研究では,OpenFOAMの拡張ツールである弾性解析が可能なsolids4Foamを用いて,橋梁全体を対象として,津波が作用した際の流体構造連成解析シミュレーションを実施した.上部工としては,箱桁,T桁,I桁の3形式を考慮し,橋梁の各部材の材料特性を考慮した解析を行った.さらにフェアリングを導入した解析では,フェアリングが上部構造だけでなく,下部構造を含めた橋梁全体の津波波力,およびモーメントの低減に寄与することが分かった.solids4Foamが橋梁を含めた土木分野の解析に用いられた例は非常に少ないが,比較的低い計算コストで実現象の流体構造連成解析が可能であるため,今後の津波防災やその他の土木分野への適用が期待される.
TANABE et al. (Thu,) studied this question.