粒子配置の乱れに対して高精度な演算を実現するため,さまざまな高精度sph法が提案されてきた.しかし,これらの手法における境界処理には,依然として課題が残されている.従来の壁境界処理では,壁内部に配置された粒子に物理量を外挿して境界条件を近似的に付与していたが,誤差や計算コストの増大を伴う.また,自由表面付近ではモーメント行列の性質が悪化し,精度低下や不安定性を引き起こすことが知られている.そこで,isph法に対して最小二乗法に基づく高精度sph法(ls-Sph法)を適用し,高精度粒子法の1つであるlsmps法に基づく壁境界処理法を応用した.さらに,自由表面付近に対して新しい安定化手法を実装した.本手法をls-Isph法と呼び,本研究ではその有用性を検証した.
MATSUNAGA et al. (Thu,) studied this question.