北東北地域におけるタマネギ秋播き栽培の定植時期は降雨が多く,定植作業の遅れや大規模化の制限要因となっている.定植可能日を拡大するために,播種日を同一とし,定植日を変えた試験を行い,生育および収量に及ぼす影響を調査した.定植日が早いほど,りん茎重が大きく,抽苔率は定植日によらず低かったため,収量は,定植日が早いほど大きかった.その要因として,定植日が早いほど,越冬前の総乾物重が大きくなったため,収穫時のりん茎重が大きくなったと考えられた.播種から定植日および定植日から越冬前までの相対成長率(rgr)は,定植日が早いほど大きかったため,越冬前の初期生育は定植日が早いほど大きくなったと考えられた.以上のことから,慣行より早期の定植をすることにより,増収を伴いつつ,定植適期の幅を広げられることが可能であると考えられた.
Yamauchi et al. (Thu,) studied this question.