建築空間内における通信障害を防ぐため、電波吸収体を床面や壁面に設置することが求められてい る。本研究では、日本において無線LAN や電子レンジで盛んに利用される周波数2.40~2.50GHzおよ びその近傍の周波数に対応した電波吸収体を産業副産物である銅スラグを用いて作製できるかを検討し、銅スラグの粒径が電波吸収性能に及ぼす影響を確認した。本研究の測定範囲内において、銅スラグを骨材としたモルタルを用いて周波数1.70~2.60GHzに対応した電波吸収体が作製可能であり、銅スラグの粒径が大きくなるほど銅スラグモルタルの複素比誘電率が高くなり、電波吸収特性が変化することを明らかにした。
Ito et al. (Mon,) studied this question.