【目的】脊椎術後血腫の発生頻度と臨床的特徴を明らかにすることを目的とした.【方法】2016年4月~2023年3月に当院で脊椎手術を施行した2,271例中,術後血腫により再手術を要した8例を後方視的に検討した.【結果】術後血腫の発生頻度は0.35%で,平均年齢68.5歳,男性6例,女性2例であった.頚椎1例,胸椎2例,腰椎5例に発生しており,平均手術時間111分,術中出血量127.6gであった.平均発症日は術後4.4日で,麻痺を3例に認め,抗血栓薬が4例に使用されていた.【考察】全例が腰部脊柱管狭窄症に対する椎弓形成術または椎弓切除術後であり,ドレーン閉塞や抗血栓薬使用が関与した可能性があり,術後管理の重要性が示唆された.
二見 et al. (Wed,) studied this question.