必要最小径のセメントレスカップをどの位置にプレスフィットさせられるのか,高価な器械を用いず正確に予測することを目的として一般のCT画像を用いた3次元シミュレーションを行い,その結果を基に施行した人工股関節置換術(THA)の術後評価を行なって再現性を確認した.22症例においてカップサイズ,予定サイズとの差,反対側骨頭径との比,CTでのカップCE角,高位,acetabular offsetなどの7項目を調査した.サイズは予測との差が+0.64mmであり,設置位置は高位が0.13mm増加しacetabular offsetは8.01mm減少していたが,global offsetはステム側での補正によって保たれていた.本法での術前計画はカップのサイズと位置の詳細な予測が可能であり,リーミングの目標部位も正確に確認できることから予定位置への設置も再現しうると考えられた.
松下 et al. (Wed,) studied this question.