重複大動脈瘤は治療方針に関して議論の多い疾患である。症例は72歳,女性。Stanford B型急性大動脈解離を契機に発見された重複大動脈瘤に対し分割手術を施行した。腕頭動脈瘤,胸部大動脈瘤に対する弓部置換術を先行した。腹部大動脈瘤の治療待機中に破裂をきたし,腹部大動脈ステントグラフト内挿術(EVAR: Endovascular Aortic Repair)を施行した。分割手術では残存瘤の治療待機中に瘤径の拡大や破裂をきたす場合があり,慎重な経過観察と早期の治療が必要である。
Miura et al. (Thu,) studied this question.