粒子法における圧力ノイズは解決すべき問題の一つであるが,高精度化スキームの開発により,近年徐々に圧力ノイズは低減されてきた.VCS法はそのような高精度化スキームの一種であるが,これまでSPH法でしか適用事例がない.そこで,本研究では,近年開発されたエネルギー保存性の高いMPS法に対するVCS法の適用性を検討した.最初に,液滴振動計算によりVCS法がエネルギー保存性に悪影響を及ぼさないことを示した.次に,dam break流れの鉛直壁面衝突計算を実施し,鉛直壁面上で計測した圧力の時系列分布に含まれるノイズについて調査した.VCS法を適用し,さらに粒子径を小さくして計算解像度を上げることで,衝突時に発生する変動幅の大きな圧力ノイズやその後の間欠的に発生する高周波ノイズが効果的に除去された.
IKARI et al. (Thu,) studied this question.