本研究では,jaxaが採用している従来の土壌水分推定アルゴリズムの構造を踏襲しつつ,土壌の誘電特性をより詳細に考慮した新たな推定アルゴリズムを提案し,その性能を世界14か所の地上観測サイトにて評価した.誘電率モデルに4種類,地表面粗度モデルに2種類を選択可能とし,累積分布関数,平均絶対誤差,相関係数,標準偏差比などを指標として,jaxa標準アルゴリズムとの比較を行った.その結果,モンゴルを除く多くの地域において,従来手法よりも精度が向上することが示された.一方で,一部の地域では精度が低下する場合もあり,地域特性を反映した粗度パラメータの設定が今後の課題である.
TSUJIMOTO et al. (Thu,) studied this question.