本研究は,特性速度を考慮した流束差分離法と,抵抗則に高橋や江頭の抵抗則を拡張したものを用いて,新たな土石流1次元解析モデルを構築するとともに,これらの抵抗則に加え,ビンガム流体,非線形の粘塑性流体などの複数の抵抗則を用いた解析を実施し,既往の解析結果や実験結果に基づき,その再現性を比較・検討したものである.既往の解析結果との比較した結果,(1) 本モデルの抵抗の取り扱いは妥当であること,複数の抵抗則を用いた解析結果と既存の実験値とを比較した結果,(2) 高橋や江頭のものを拡張した抵抗則は,フロント位置の経時変化を定性的に再現可能であること,(3) 特に,江頭のものを拡張した宮本と伊藤の抵抗則が,フロント位置の再現精度が最も高いことが確認された.
SHIGE-EDA et al. (Thu,) studied this question.