本研究では,落石対策として新たな高エネルギー吸収型落石防護柵(以下,高エネ柵)の提案を行い,落石捕捉性能について実物大実験および数値解析により検証した.提案する高エネ柵は,山側を比較的剛構造とした二重阻止面構造を採用しており,従来の防護柵よりも施工性と経済性が向上する.実物大実験より,提案する高エネ柵が500kJの衝撃エネルギーに対応可能であることを実証した.また,数値解析により,さまざまな落下位置での応答を確認した.その結果,本構造はワイヤロープが配置されていない領域に落下した場合でも,二重阻止面構造とすることで衝撃エネルギーを効果的に吸収し,金網が破断することなく落石を捕捉できることを確認した.
OSUGA et al. (Thu,) studied this question.