マインドフルネスとコンパッションは,トラウマからの回復に有効であることが様々な研究から明らかにされている。マインドフルネスによって,トラウマ記憶から生じる強い否定的感情にマインドフルに気づきその波を受け入れていくことで,過剰な反応を鎮めることが可能となる。セルフ・コンパッションはトラウマ体験によって傷ついた自分自身を癒し,その体験を踏まえて人生を意味のあるものとして捉えることにつながる。他者にコンパッションを向けることは,孤独感を軽減しつながりを取り戻すことにつながることが期待される。昨年度のシンポジウムではトラウマに対するマインドフルネス,コンパッションの科学的知見について議論したが,今年度はその臨床実践について紹介し議論を行いたい。話題提供として,認知行動療法やマインドフルネスによるトラウマケアについて伊藤大輔先生から,マインドフルネスに基づくトラウマケアについて伊藤義徳先生から,トラウマに対するセルフ・コンパッションの介入について企画者からお話しする。指定討論については今回も置かず,フロアの先生方とのディスカッションができればと考えている。
Arimitsu et al. (Wed,) studied this question.
Synapse has enriched 5 closely related papers on similar clinical questions. Consider them for comparative context: