実大のタンクに石油類を充填する際に,タンク内部に蓄積される静電荷による油面電位上昇が着火原因となる現象に関して,静電気ハンドブック等で既知とされている事項について,改めて考察を加えた.今回再考察の対象としたのは,タンク内への電荷蓄積モデル,油面電位緩和速度の規模依存性,帯電油の導電率である.本稿では,既知とされている各現象について再考察することで,既知の知見で前提として仮定されていたことがらをあきらかにし,その適用限界を示すとともに,今後研究されるべき未知な課題として整理した.
Y. Matsubara (Wed,) studied this question.