要旨 目的 頭頸部扁平上皮癌(HNSCC)は、患者の生活の質(QoL)に大きな影響を及ぼします。本研究では、新たに診断された619人のHNSCC患者における5年間の長期的なQoLの結果を調査しました。方法 QoLは年次でSF-36を使用して評価され、身体機能、情緒的健康、社会的機能、痛み、一般的な健康を網羅しました。患者は腫瘍のサブサイトと喫煙状況に基づいて層別化されました。結果 1年のフォローアップでQoLの有意な改善が見られ、特に咽頭癌患者では調整β: 3.56(95% CI: 1.69, 5.43)および口腔癌患者では調整β: 2.56(95% CI: 0.52, 4.60)でした。しかし、喉頭癌患者にはいかなるフォローアップでも有意な変化は見られませんでした(例えば、1年調整β: 0.93(95% CI: -2.36, 4.24))。全体として、QoLは治療後の初期の数年間に最も顕著に改善し、調整β: 2.86(95% CI: 1.56, 4.16)でした。喫煙状況はQoLの経過に有意な影響を与えました。非喫煙者は最も大きな改善を示し(ベースラインの53.11から2年目の59.29へ、P < 0.0001)、次に禁煙者(48.09から51.42へ、P = 0.04)でした。継続的および断続的に喫煙している患者には有意な向上は見られませんでした。結論 このHNSCC患者の縦断的研究では、生活の質が時間とともに有意に改善し、特に咽頭癌者や口腔癌者、診断後に喫煙をやめた者で顕著でした。がんサバイバーへの意義 これらの結果は、サバイバーケアにおける禁煙の重要性を強調します。特に、継続喫煙者や喉頭癌患者にとって、身体的および心理社会的課題に対処する個別化されたケア戦略が、HNSCCサバイバーの長期的なQoL向上に不可欠です。
Mohebbiら(Mon,)はこの問題を研究しました。