この研究では、Nb2O5の導入がEu3+ドープリン酸ガラスの構造的および発光特性に与える影響を調査します。ラマン分光法によって、Nb2O5の添加がPO4ユニットのNbO6八面体への置換を促進し、ガラスネットワークの重合の減少とフォノンエネルギーの低下をもたらすことが明らかになりました。光吸収スペクトルでは、吸収端の赤方偏移と光バンドギャップの減少が観察され、これに伴い非結合酸素の数が増加しました。発光スペクトルでは、5D0→7F2遷移の感度が向上し、相対強度比(R)とJudd–OfeltパラメータΩ2の両方が増加し、局所的な非対称性の上昇が示されました。ライフタイム測定では、実験的ライフタイムの減少と、全放射エミッション率の増加および非放射プロセスの抑制が確認され、量子効率が最大93%に達しました。これらの結果は、Nb2O5の導入がリン酸ガラスマトリックスにおけるEu3+イオンの赤色発光効率を大幅に改善することを示しています。
Netoら(Fri)は、この問題を研究しました。