風速の現場観測と有限要素法に基づき、異なるスケールにおける風荷重の変動が送電線の動的挙動に与える影響を調査しました。結果は、乱流スケールの風荷重の変動を考慮する必要があることを示しており、特に流入方向の変位に関しています。その中でも、大規模な風荷重の変動が送電線の大規模な振動に支配的です。一方、小規模な風荷重の変動は送電線の小規模な振動との間に弱い相関を示しますが、全体の振動応答の平均値と標準偏差には重要な影響を与えています。異なる位置における振動応答の低周波成分は高い相関を示します。また、送電線が絶縁体に与える力も乱流スケールの風荷重の変動と高い相関があります。我々の結果は、送電線と絶縁体の防風対策の設計には乱流スケールの風荷重の影響を考慮すべきである一方、送電線の大規模な振動は大規模な風荷重の変動に基づいて予測できることを示しています。
Yang et al. (Tue,) はこの問題を調査しました。