本研究では、メトプロロール・サクシナートを取り入れた二重押出し3Dプリント多単位粒子システム(MUPS)錠剤の開発と特性評価を示します。製薬グレードのフィラメントは、Eudragit® RL POの薬物を含む持続放出製剤と、Kollicoat® IRに基づく迅速崩壊錠シェル製剤を使用して、熱溶解押出法により準備されました。融合フィラメント成形法を用いることで、錠剤シェル内に薬物を含む円筒形粒子を統合することが可能となりました。走査型電子顕微鏡、X線マイクロコンピュータトモグラフィ、デジタル顕微鏡による包括的な形態的および構造的分析により、均一な粒子幾何学および分布が確認されました。製造された錠剤は、重量均一性に関して欧州薬局方(Ph. Eur.)の仕様を満たしました。崩壊試験では、錠シェルが15分以内に完全に崩壊することが示されました。X線粉末回折では、製造後に有効成分(API)が非晶質状態で存在することが示されました。高速液体クロマトグラフィー分析により、3Dプリント中に熱分解が生じ、押出フィラメント中のAPI含量が97.8%から印刷されたMUPS錠剤中の65.9%に減少したことが明らかになりました。印刷された粒子層の数と最終薬物含量との間に線形相関が示され、投与の個別化の概念を支持しました。in vitro溶出試験では、導入されたAPIの80%が105から150分以内に放出されることが示され、薬物送達における有効性が確認されました。これらの所見は、製薬グレードの材料を用いてAPI-3D-MUPS錠剤を製造する実現可能性を確認するものであり、APIの熱的不安定性や粒子凝集など、さらなる最適化が必要な重要な製品欠陥や製剤・プロセスパラメータを特定しました。
Oldfield et al. (木曜日)がこの問題を研究しました。