大学生は多様なストレス因子から抑うつが高まりやすく,抑うつが高まると学業や生活全般に影響を及ぼすことから,喫緊の課題である。他者や他機関に相談をすることは,抑うつを低下させると考えられる一方で,自分自身の精神的な不調に気づくことや,相談をすること自体の困難も起こりうると考えられる。そこで,本シンポジウムでは,学生相談室等を含めて大学での勤務経験がある大学教員を話題提供者および指定討論者に招き,1)大学生定期健康調査データによるメンタルヘルス不調の検出,2)女子大学生が友人に相談をするまでのプロセス,3)大学生が学生相談機関に相談をすることのスティグマについて,の3点について話題提供をする。そして,今後の学生相談に関する研究と実践の課題を明らかにし,ニーズのある大学生に適切な支援を提供するために議論する。
Kamada et al. (Wed,) studied this question.