Philonix nigra Gillette, 1889(膜翅目、カイコバエ科、Cynipini族)は、ホワイトオーク(ブナ科:Quercus alba L.およびおそらくQuercus sect. Quercusに分類される他の種)に新たな構造、植物瘿(こぶ)を形成させる。このような構造はしばしば他のカイコバエ類によって占拠されるが、彼らはこれらの植物で独自の瘿を形成できないと考えられている。これらの共生種は主にSynergini族(Synergus属)およびCeroptresini族(Ceroptres属)に分類される。Philonix nigraの瘿の広範な飼育により多くの共生者が得られ、その中に新種のSynergusが含まれる。我々はSynergus nigrus Montelongo & Nastasi sp. nov.を記載する。本種は東アメリカ合衆国でPhilonix nigra瘿から発見された新しい共生的カイコバエである。本種は部分的に滑らかな胸中部と雌で15節の触角を持つ最初のSynergusとして形態的に識別可能である。この診断は他の利用可能なSynerginiのDNAバーコード配列(ミトコンドリアのシトクロムcオキシダーゼI遺伝子断片)と比較したDNAバーコードデータによっても支持された。我々は本種を関連種と区別する主要な側面および本属の分類学的課題について論じる。
Montelongoら(Fri,)がこの問題を研究した。