ラリー・スミスが「ETL」(国際言語としての英語)パラダイムを提案してから30年以上が経過しました。その間に、英語をグローバル現象として捉えるさまざまな視点から新しいパラダイムが提示されてきました。本論文では、スミスによるEILの主張以降に発表された文献のいくつかを検討し、特にスミスの文献も部分的に含め、日本における英語教育への示唆を考察します。まず、カクリューの「三つの同心円」とスミスのEILとの関連における「WE」(ワールドイングリッシュ)のパラダイムを調査します。次に、ジェンキンスとサイドホファーが提案した「ELF」(リンガフランカとしての英語)のパラダイムをEILと比較して概説します。三番目に、バーチの「AE」(アカデミック英語)のパラダイムを概観し、特にワールドイングリッシュのスペクトルにおける正式なものから非公式なものまでのレジスターの変化に着目します。最後に、これまで述べたすべてのことを考慮し、アカデミック英語をリンガフランカとして、日本の文脈における英語教室のモデルとして受け入れられる候補であるべきだと提案します。これは、メソッドおよび時間の観点から見ると、非公式な口語英語よりも、正式な英語の読み書きに重きを置く方がより実用的かつ効率的であることを意味します。
井原拓海(火曜)がこの問題を研究しました。
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