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我々は、in vitroで心筋細胞において低酸素によるアポトーシスが生じるかどうかを検討した。新生仔ラット心筋細胞と非心筋細胞は、低酸素条件を作るために95% N2-5% CO2の雰囲気で培養された。心筋細胞におけるDNA断片化は12時間以内に観察されたが、非心筋細胞では72時間までDNA断片化は見られなかった。低酸素によって誘発された心筋細胞のDNA断片化は、in situでのニックエンドラベリングによっても確認された。アポトーシスの媒介因子であるFas抗原のメッセンジャーRNAは、ノーザンブロッティングおよびin situハイブリダイゼーションにより、心筋細胞と非心筋細胞の両方で発現していることが明らかになった。低酸素条件下では、心筋細胞におけるFasメッセンジャーRNAのレベルは対照群の2倍に上昇し、一方で非心筋細胞では減少した。これらの結果は、低酸素による心筋細胞死がアポトーシスを介して生じうること、またFas抗原がこのアポトーシス過程のメカニズムに関連している可能性があることを示している。
田中ら (Thu,) はこの問題を研究した。