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巨大な虫垂の軸捻転症の1例を経験したので報告する.症例は36歳,男性.既往歴に特記すべきことなし.平成16年2月26日早朝より下腹部痛が出現し,次第に増強したため同日夜当院を受診した.左上腹部から右下腹部にかけて腹部膨満あり,腹膜刺激症状は認めなかった. CT検査にて上部空腸と思われる腸管の著明な拡張を認めた.血液検査では白血球数の上昇を認めるのみであった.腹膜炎,絞扼性イレウスは否定的であったため,絶食,点滴による保存的治療を行った.しかし翌日になり腹部膨満がより著明となり,腹膜刺激症状も出現したため緊急開腹術を行った.拡張腸管は長さ28cmに及ぶ巨大な虫垂であり,虫垂が根部4cmを残して時計回りに360度捻転し,壊死に陥っていた.捻転を解除し,虫垂切除術を施行した.病理組織学的検査所見は虚血性変化であった.術後10日目に軽快退院した.
Yoshida et al. (Sat,) studied this question.