67歳女性.約14か月にわたる下肢異常感覚・筋力低下の進行があり,経過中に両側感音性難聴も併発した.半年前の入院時に髄液細胞診で悪性を疑う所見があり腫瘍検索を行ったが原因は特定できなかった.症状の進行があり再び入院し精査したところ,左乳腺浸潤性小葉癌が原発巣と判明し,さらに大腸への転移も認めた.髄液細胞の免疫染色ではエストロゲン受容体(estrogen receptor: ER)およびAE1/3陽性所見を認め,髄膜播種の確定診断に至った.緩徐進行性の馬尾症候群が初発症状となった稀な乳癌髄膜播種の1例であり,原発不明の神経症状に対する繰り返しの腫瘍検索の重要性を示唆する.
Kunisada et al. (Thu,) studied this question.
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