【背景】リスフラン関節脱臼骨折(lisfranc joint dislocation: LFD)において,粉砕骨折を伴う場合は解剖学的整復が困難となり,二次性関節症に至る危険性が高い.一方で,プレートを用いた固定は軟部組織の合併症が危惧される.今回,粉砕を伴うLFDに対し軟部組織の合併症なく二期的内固定を行えた1例を経験した.【症例】43歳男性,7mから墜落して当院搬送.左足部は背側凸状変形を認め,画像検査で左第1中足骨基部の粉砕骨折を伴うLFDと診断.同日に観血的脱臼整復術を行い, 受傷後10日目に架橋プレートを用いた内固定を施行した.術後2週は免荷とし,アーチサポーター着用下に荷重開始.術後3か月で疼痛なく独歩可能となり,軟部組織の合併症を認めることなく経過している.【結論】粉砕・転位を伴うLFDでは局所のdamage control後に二期的内固定を行うことが有用であると示唆された.
鶴 et al. (Wed,) studied this question.