近年,研究公正や研究成果の再利用といった文脈で,研究データ管理(rdm)の重要性が広く認識されつつある.各分野における研究データ管理は,自然科学や工学分野では実践が進んでいるものの,人文科学や社会科学においては,研究データに対する十分な理解や実践がなされているとは言い難い.東南アジア諸国の学術機関も同様の問題を抱えており,研究データを管理・保存・再利用するための適切なシステムや枠組みの構築が遅れている.本発表では,我々が2025 年9 月に実施した,東南アジア地域における人文学・社会科学分野のrdm の現状に関する予備調査結果を紹介する.さらに,日本におけるrdm の現状と比較し,各国におけるrdm の特徴の抽出を試みる.本発表を通じて,各国のrdm 推進に向けた具体的な国際協働方策について議論したい.
Minamiyama et al. (Sat,) studied this question.