要旨 目的 本研究の目的は、トルコ保健省の「合理的検査依頼手続き」ガイドラインに基づいて、大学病院の生化学検査室における不必要な検査依頼の割合を特に「検査依頼期間(日)」に焦点を当てて評価することである。 方法 本研究は、推奨される再検査間隔が最も長い5つの生化学検査(ビタミンB12、ビタミンD、LDLコレステロール、LDH、葉酸)を分析した後向き観察研究である。研究は30か月(2019年7月6日~2022年1月7日)にわたって行われ、国家政策の実施前後の検査依頼のパターンを比較した。病院情報システムからのデータに基づき、同一患者に対して最小限の再検査間隔前に依頼されたものを不必要な依頼と定義した。関連するコストは公式の社会保障機関の払い戻し値を用いて推定された。 SPSS v26を用いて頻度分析およびカイ2乗検定を実施し、不必要な依頼と医師の性別/役職、患者の年齢/性別、臨床環境との関連を評価した。 結果 490,344件の検査依頼のうち、199,553件(40.7%)が不適切と見なされ、合計支出の49.0%を占めた。LDHは最も高い不適切利用(61.7%)を示し、内科の検査依頼の90%以上が重複として特定された。政策導入以降、ビタミンDの検査依頼は70%減少した。 結論 全国基準にもかかわらず、非特異的バイオマーカーに関しては不適切な検査利用が続いている。LDHの過剰利用が重複検査とコストの最も重要な原因として特定された。したがって、無駄な検査を合理化し、下流の改善を図るためには、指導的な訓練および意思決定支援ツールが不可欠である。
Yorulmaz et al.(水曜)はこの問題について研究した。