Key points are not available for this paper at this time.
血中脂質、赤血球量、心臓容積、動的スピロメトリー、安静時及び運動中に実施した心電図、最大酸素摂取量を45歳から70歳の29人の元アスリートで測定した。被験者は30歳になる前に持久力イベントで非常に成功した競技者であったが、研究開始の10年前から最低でも運動をしていなかった。最大酸素摂取量は平均40 ml/kg/minであり、これは運動していない中高年男性の20%高く、同年齢の活動的なアスリートの25%低かった。肺活量、強制呼気量、最大自発呼吸量は正常値を示した。心臓容積は最大酸素摂取量に対して大きく、活動的なアスリートと同等の大きさであった。赤血球量も最大酸素摂取量に対して大きかったが、体重に対しては正常であった。血清中のコレステロールは平均260 mg/100 mlであった。中性脂肪の値は平均1.6 mMであり、活動的なアスリートの値より高かった。なお、活動的なアスリートではS-T変化の頻度は選ばれていない健康な高齢者と同じくらい一般的であったが、元アスリートでは頻度が低下していた。このことは右脚ブロック、ST接合部の上昇、高いT波の頻度についても同様であった。
Saltin らはこの問題を研究した。