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カルベジロールというベータ遮断薬の心筋保護効果におけるナトリウム利尿ペプチド(NP)システムの役割を明らかにするために、ラット心臓におけるカルベジロールのNPシステムへの影響を調査しました。カルベジロールの経口投与(低用量群:2 mg/kg/日、C2群;高用量群:20 mg/kg/日、C20群)を1週間行った後、血漿ラット心房NP(r-ANP)、ANPの心房mRNAレベル、脳NP(BNP)の左心室mRNA、NP受容体-AおよびNP受容体-C(NPR-C)(クリアランス受容体として)の測定を行いました。値は車両処理ラット(V群)との比較が行われました。r-ANPの濃度は、C2群(135 ± 9 pg/ml)およびC20群(161 ± 11 pg/ml)でV群(75 ± 6 pg/ml)より有意に高かった(両方ともp < 0.01)。ANPおよびBNPのmRNAレベルは有意に増加し、NPR-CはC2群(それぞれ151 ± 7%、120 ± 8%および78 ± 7%)およびC20群(それぞれ164 ± 8%、133 ± 7%および72 ± 8%)でV群と比較して有意にダウンレギュレーションされました(すべてp < 0.01)。これらの結果は、高用量だけでなく、低用量のカルベジロールも血漿ANPおよびBNPレベルを増加させる効果を持つことを示唆しています。この効果は、心臓におけるANPおよびBNP mRNA発現のアップレギュレーション、ならびにNPR-C mRNA発現のダウンレギュレーションに密接に関連しています。これらのメカニズムは、カルベジロールの心臓疾患に対する保護効果のかなりの部分を占めているようです。
大田ら(Sat)はこの問題を研究しました。