豪雨時には大量の流木が流出し,河川を流下し,沿岸部に流出している.河川流下時には流木の姿勢は必ずしも主流に平行になっているわけではなく,ヨー角が時間変化している.ヨー角によって流木の投影面積が変化し,水流から受ける流体力も大きく変化すると考えられる.そのため河川や沿岸部での流木の挙動を正確に予測するにはヨー角と流体力,抗力係数の関係を正確に知る必要がある.さらに,完全水没,部分水没などの喫水条件が抗力係数に及ぼす影響も解明されていない.そこで本研究では,流木模型のヨー角を系統的に変化させて抗力計測を行った.流木の抗力係数はヨー角に大きく依存し,10°~20°付近で最小になることが明らかになった.またヨー角が増大すると,完全水没状態の方が部分水没条件よりも抗力係数は大きくなることが分かった.
KANEKO et al. (Thu,) studied this question.