ロトレリーフ(rotorelief)とは、回転運動を利用して平面のデザインに立体効果(奥行き知覚効果)を生じさせる視覚芸術である。1926年に制作された『アネミック・シネマ』(Anémic Cinéma)という実験的映画の中で、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)によって導入された。回転させることによって立体効果が増強されることから、運動性奥行き効果(kinetic depth effect)の一種と考えられる。運動性奥行き効果と同様、奥行き反転も観察される。本発表では、この現象には静止画像の回転が本質的というわけではないことを示すとともに、運動視差による奥行き知覚ならびに波の知覚との関係を考察する。
Kitaoka et al. (Wed,) studied this question.