誘導加熱(ih)による非接触・高効率加熱を目的に,共振周波数を自動最適化する機能を備えたihシステムを構築した.本システムはコイルの電圧振幅を計測し,最大パワーを維持するよう駆動周波数を制御する点に特徴を有する.金属試料を用いた評価では,加熱状態により共振周波数が変化し,それに追従することで安定した加熱が可能であった.さらに加熱硬化型銀ペーストの直接焼結を試みたが,渦電流発熱が小さいことや粒子間の導通が得られないため,導電性を持つ焼結状態には至らなかった.一方,はんだごてによる局所加熱では短時間で焼結が可能であり,金属製プローブと開発したih方式を組み合わせることで新たな展開が期待される.本成果は,フレキシブル基板上の微細配線形成への応用可能性を示唆するものである.
Shin-ichiro KOBAYASHI (Tue,) studied this question.
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