エッセンシャルオイル(EO)の添加によるバイオディーゼルの酸化安定性および臭気の好ましさから悪さへの改善について調査した。まず,クローブ,タイム・チモール,シナモンリーフのEOを1 wt%添加することで,バイオディーゼルの25℃における酸化安定性が24日から200日程度に向上した。次に,あらかじめEOを1~10%添加したバイオディーゼルと軽油を混合したB10の燃焼特性を,セタン価,引火点,ディーゼルエンジンからの排気ガス分析から評価した。B10のセタン価は,自己着火の遅れ時間から推定した。EOなしのB10ではセタン価の標準値である51を達成できなかったが,クローブEO添加によるB10では標準値に達した。引火点と動粘度は,EOを添加してもほとんど変化しなかった。ディーゼルエンジンへの適用では,EOの添加により排気ガス中の炭化水素含有量が減少した。また,感性評価の結果,1 wt%クローブB10の燃料臭気は悪臭側に改善された。また,においモニター分析により,燃焼後の排気ガスの臭気は,クローブ含有B10でもB10と同程度であった。
Todaka et al. (Wed,) studied this question.