積雪寒冷地の融雪期においては,舗装に発生したひび割れに長期間断続的に水が供給され,水の浸入や凍結融解,車両荷重により,ひび割れ部の角欠け状の欠損が進行する.繰り返しこのような作用が加わることでひび割れ部の欠損が拡大し,ポットホール状の欠損に進展する.本検討では,ひび割れ部への水の浸入を防ぎ,ポットホール状の欠損への進展を抑制することを目的に国道にて実施したフォグシール工法の試験施工において,ひび割れ部の欠損状況を追跡調査した.具体的には,写真測量技術によって取得したひび割れ部欠損量および路面撮影画像から算出した50cmメッシュのひび割れ部欠損マスより,フォグシール工法の欠損抑制効果を評価した.その結果,フォグシール工法によってひび割れ部の欠損を経年的に抑制できることが明らかとなった.
MATSUMOTO et al. (Wed,) studied this question.