対話要約は,対話の内容を事後に把握するだけでなく,進行中の対話を途中から引継ぐ,すなわち,対話の本来の目的を達成するために対話に途中から参加する際にも有用と考えられる.対話を引継ぐためには,それまでのやり取りの流れやニュアンスが重要であることから,我々は,対話をより短い対話として要約する,対話形式の対話要約 (Dialogue Format Summary; DFS) を提案する.本研究では,まず対話要約の評価軸を構築し,得られた評価軸上で複数種類の対話要約を比較することで DFS の特徴を明らかにした.また,複数種類の対話要約に対して,対話の引継ぎを模した対話引継ぎ実験を実施した.その結果,DFS は引継ぎ負荷が低く,次発話の作成に有用であることを明らかにした.これらの結果から,対話の引継ぎには DFS が適していることを確認した.
Yamashita et al. (Thu,) studied this question.