本研究は,持続可能な地域づくりが実践されている先進事例の知見を他地域に展開するためのプラットフォームの開発とその意義を検証することを目的として実施した.5つの先進事例を対象としてインタビュー調査等を実施し,地域づくりのプロセスを描き出した.さらに,課題解決プロセスを抽出しパターン・ランゲージのフォーマットに基づいて記述した.次に,パターンを展開するためのワークショッププログラムを開発し,福島県浜通り地域を対象として適用した.その結果,多くのパターンが適用地域における文脈に応じて解釈でき,それらを組み合わせることで地域づくりの方向性を議論することが可能であることが分かった.以上より,先進的事例の生成的プロセスからパターンを抽出し,その知見を他地域へ展開するための枠組を提示することができた.
TOGAWA et al. (Thu,) studied this question.