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本実験は, 稲株の切断面が楕円形をしていることに着目して行われた. まず, 2株の稲を1/2000aワグネルポットに移植する時, 株に長軸と短軸とがあることを考慮して4通りの配置をつくり, 風向および風速に対する稈の傾斜角度を, 各株の主稈に注目して検討した. 次に, 1.6m2のコンクリートポットに稲の小群落をつくり, 自然の風による稲株の倒伏程度を調べた. 結果は以下の通りであった. 1. 草丈は出穂時に約80cmで, 茎数は成熟前に約30本であった. 2. 風上側の株の主稈の傾斜角度は, 風速7m/s以上で, 第1図の配置でcとb (以下, 記号のみ)で大きく, aとdで小さく, ほぼ2群に分けられる傾向にあった. 風下側の株の主稈の傾斜角度は, aで大きく, cで小さい傾向にあった. bについては, 風上側でも風下側でも主稈の傾斜角度が大きくなる傾向にあった. 3. 株の高さと拡がりについて, 自然状態での値を100とした時, 株の高さは風速の増加につれて低くなり, 風速12.5m/sでは初期の値の約75%を示した. この時, 処理間差はほとんどみられなかった. また, 株の拡がりは, 風速の増加につれて狭まるaとd, 一度拡がって狭まるb, 拡がったままのcに分類された。 4. 小群落下の稲の倒伏程度は, 風の主方向に対して株の長軸が平行の時にもっとも大きかった.
Takeshi Ikeda (Sun,) studied this question.