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鍼灸臨床研究の方法論を検討する目的で頚部のコリ感を対象とした無作為化比較試験を実施した。試験にはインフォームド・コンセントの得られた32名の学生ボランティア用い、封筒法により鍼刺激群と対照群に無作為に割り付けた。鍼刺激群では、両側の天柱穴 (BL 10) に鍼管を用いて切皮後2cm刺入し、5回の雀啄刺激を加え10分間置鍼した。対照群では切皮のみですぐに抜鍼した。鍼刺激は、1週間ごとに3回行い、コリ感の強さをVisual Analogue Scale (VAS) で記録した。3回の刺激ともに両群で刺激直後から約3日間のコリ感の低下の後、刺激前値に回復する傾向を示した。試験中のいずれの期間においても両群間に有意な差は認められなかった。本研究により明らかとなった、1) 選穴と刺激量 2) 対照群の設定 3) 対象疾患の選択 4) ボランティア・バイアス 5) 目隠し法 6) 標本数の問題点について考察した。
Nabeta et al. (Wed,) studied this question.