Echocardiography-guided hemodynamic monitoring is useful for optimizing AV delay and confirming the efficacy of right ventricular apical pacing in patients with midventricular obstructive hypertrophic cardiomyopathy.
症例は83歳の男性で8年前に心室中部閉塞性肥大型心筋症(Midventricular obstructive hypertrophic cardiomyopathy: MVOHCM)と診断されたが特に自覚症状はなく経過していた.6か月前に心室頻拍(Ventricular tachycardia: VT)が出現し失神したため,植え込み型除細動器(Implantable Cardioverter Defibrillator: ICD)の植え込みを行った.しかし,その後も発熱を契機に失神をきたすことがあったが,不整脈の出現は認められなかったため左室内閉塞が原因であると疑い心エコー図検査で精査を行うこととした.安静時の左室内圧較差は16 mmHg程度であったが,ニトログリセリン負荷により圧較差を誘発したところ47 mmHgまで上昇した.そこで右室心尖部ペーシングを行ったところ,左室内圧較差は9 mmHgまで低下した.房室遅延(AV delay)を最適化するために設定時間を変更しながら血行動態を評価したところ,100 msecで最も血行動態の改善がみられたため至適時間であると判断した.MVOHCMに対するペーシング療法の有効性の確認とAV delayの最適化を行う上で,心エコー図検査による血行動態のモニタリングが有用であった症例を経験した.
Suzuki et al. (Wed,) studied this question.